田町商店街のハンコ屋さん、福本文照堂様を取材!
穴吹ITビジネスカレッジのWEB制作授業として、今回は2026年7月3日(金)11:00に田町商店街にある福本文照堂様にインタビューさせていただきました。インタビューにご協力いただいたのは、3代目にあたる福本様。お店のこだわりやおすすめの商品といった質問を通して、普段のお仕事や商店街への思いについて知ることができました。
福本文照堂様について

田町商店街にあるハンコ屋。実印・認印・銀行印などの印鑑、シャチハタ、ゴム印、表札、名刺印刷などを取り扱っています。(公式インスタグラムより)
住所:香川県高松市田町3-12
営業時間:10:00~18:30/土日祝 12:00~
定休日:なし
公式SNS:https://www.instagram.com/fukumoto_bunsyodo/
この仕事を継いだきっかけとは?

早速ですが、福本様が先代からハンコ屋さんを受け継ごうと思った理由について教えてください。

以前からハンコ屋の仕事を手伝っていたのですが、店主である父1人では配達などの仕事がきついと聞き、4年前に果物の競り人を辞め、ハンコ屋を本格的に始めました。私で3代目になりますが、正確にはまだ継いでおらず、修行の身です。

こちらの店内にはどのくらいのハンコがありますか?

店内には日本に多い苗字から順に約1万番目までの在庫があり、本数でいえば三万本以上あります。また、3月・4月は卒業・入学シーズンで注文が増えます。
店内の様子


おすすめ商品について

おすすめの商品についてお聞かせください。

ここ数年、商店街には外国人観光客が増えて来ました。
そこで、ハンコ文化を気軽に体験してもらおうと、マーガレットさんなら「真雅礼都」など、とお名前を漢字に当てて最速90分でお渡しするサービスを始めました。
当て字にする漢字を選ぶときは、生成AIも利用して候補をすぐに提案しています。また、選んだ漢字の説明もカードに記して一緒にお渡ししたりしています。注文してから栗林公園を観光している間に出来上がる、とお客様から好評を頂いております。
文字起こしの様子

人気・おすすめ商品


※外国人観光向けの名刺は単体では販売しておりません。
こちらはハンコを作ってくれた方にサービスしてお渡ししている説明カードです。
このお店の誇りとは?

お店でこだわっていることや、大切にしている事はありますか?

印影の美しさにこだわりがあります。押したときに綺麗に見えるように、字の細かいバランス、字同士の間隔を調整します。パソコン上でハンコに用いる字を作成した後に細かい調整を何度も繰り返すことで、美しく仕上げています。

1つのハンコを作るのにどのくらい時間がかかりますか?

ハンコの書体によって作成するのにかかる時間は異なり、印相体など複雑な字であれば2、3日くらいで、古印体であれば90分~120分くらいです。古印体は外国人観光客向けのハンコにも使っているのですが、観光客がお客様の場合はその日のうちに商品を渡す必要があるので、スピード感を大事にしています。

SNS投稿の影響について

SNSの投稿からこのお店に来る人はどれくらいいますか?

さぁ、どのくらいいるのでしょうね。お店のSNSは、私の趣味程度です。ハンコが必要になった時にSNSで検索する人はそうそういないと思います。ただ、普段からSNSを見てくれている方は、いつかハンコが必要になった時に当店を思い出してくれるかも、とちょっと期待しています。
インタビューの様子

まとめ
今回のインタビュー記事はいかがでしたか。ハンコを作成する上でのこだわりや、普通のハンコだけでなく、外国人観光客向けの名刺、ハンコといった商品の作成についての話や、商店街のシャッターが下りている店舗を貸しスペースとして活用する取り組みについての話も伺うことができ、福本様の商店街への愛着や地域活性化への思いが伝わる印象深い取材でした。インタビューでお話を伺うだけでなく、ハンコを押す体験もさせていただき、ハンコを綺麗に押すのは難しかったですが、楽しかったです。インタビューにご協力いただいた福本様、お忙しい中対応してくださり、ありがとうございました。
